Mes trésors

海外移住したくなった。

住むならどこがいい?

ドイツ?フランス?北欧?

自由で公平で子どもと高齢者に優しい国が良い。やっぱりヨーロッパかな。

子どもはいないけど、子どもを育てるならどういう環境が良いかを基準に考えてみる。

ドイツが良さそう。教育もしっかりしていそう。自分で考える力が養えそう。
北欧は老後の暮らしが豊かになりそう。寒いけど自然も豊かなイメージ。

フランスはなんといっても好きな国。パリは歩いているだけで懐かしい気持ちになる。あたしにとってはもう一つの故郷のような感じ。友人もいるので楽しいだろうな。でも、カンパーニュで農作物育てたりブドウ栽培したりしながら暮らすのも良いな。そういえば、以前テレビで、フランスでひよこの雄雌を見分ける仕事をして暮らしている日本人のことをやっていた。日本人の器用さと正確さがその仕事に向いているらしい。朝は4時からと早いけど昼過ぎには終わって、あとは好きに過ごす。収入もそこそこだったような。

率直にものが言えて、誰もが自由に人生を謳歌できる国。自殺者の少ない国が良い。

そんなことを想像するのは夢物語?
いやいや、そうでもないでしょう。

ただ、こんなことを考えるほどに今自分が置かれている状況に暗澹たる気分になっているということ。
「嫌なら、出ていけばいい」という人がいる。出ていきたい。
愛想つかして出ていくのも良いだろう。

でも、それでいいのかな。そういうことなのかな。
出て行ったら、「嫌なら、出て行けばいい」と言い放つ人たちの思うつぼじゃないかな。

ずっと育ってきた場所。優しかった時間。匂いが風景が温度が湿度があたしの体に魂に染み込んでいる。あの時の笑顔、にらめっこ、夕暮れの空の色、電信柱の灯り、垣根の曲がり角、ブリキのトタン、仲間の野良猫、涙…。次から次へと止めどなく溢れる感覚、感触、感情。あたしの宝物。もう、それは無限。あたしの宝物を思うつぼにしたくない。

キラキラした世界を映す瞳はやっぱりキラキラしていた。
幸せなことも哀しいこともその瞳に焼き付けてきた。もう、それはそれは、海綿並みの吸収力で、飽くことなく退屈する暇もなく。100%全身全霊で。

道端の片隅に、ふわっと通り過ぎる風に、雨粒が落ちる地面に、それらが変わらずそこにあり続けていることを知る。小さき世界はそれを知っている。世界がどれだけ最悪な状況になろうとも。それは変わらずそこにあったし、これからもあり続ける。きっと。

神戸のマインドフルネス・ヨーガ   ヨガ処 つきよみひよみ

朝、陽が昇り一日が始まる。 夜、陽が落ち月が空に顕れ一日が終わる。 つきよみひよみでは誰でも、気軽に、生活の中に取り入れられるヨーガを実践し、心と体のセルフケアを提案しています。 まずは、体を動かして呼吸を感じてみませんか?