子ども電話相談
NHK第一放送の『すっぴん!』をよく聴く。
それが今、夏休みで9月4日まで『夏休み子ども科学電話相談』なる番組に替わっている。
これが意外に面白い。
昆虫、植物、動物、深海魚、鳥、科学のことなどについて子どもたちが電話で相談してくる。
聴いていて「ふむふむ」と勉強になる。
「どうしてチーターはライオンよりも噛む力が弱いのですか?」とか
「どうしてりんごは皮をむくと色が黒くなるのですか?」とか
「水は透明なのに水蒸気はどうして白く見えるのか?」とか。
まぁ、子どもたちはいろんな質問を投げかけるのです。
先生は子どもにも解りやすい言葉で解説する。
難しいことを難しい言葉で説明するのは知識のある人ならできるんだろうけど、
解りやすい言葉で専門的なことを説明するのは知識だけではできないなと思う。
また、子どもの反応が、色々あって面白い。
最初のあいさつで元気のいい子。なんだかどよんとしている子。
説明を声を発さずに黙って聞いている子。
「へぇ~!!」と感情表現豊かに反応する子。
「はい!」「はい!」とはきはきと反応する子。
質問に対して「○○君はどうしてそういう風に思ったのかな?」と聞かれると
大概の子どもは一瞬返答に詰まる。でも、ちょっと考えてそれなりの答えを出している。
きちんと言葉にして答えて「えらいなぁ」と思う。
あたしなら「どうして?って、そう思ったから。不思議に思ったから。理由なんかないよ」と言いたいところ。
先生の質問に対しては
「わかりません」
「知りません」とはっきり答えている。
知ったかぶりしない。
「お仕事頑張ってください!!」と先生とアナウンサーを労う子もいる。
元気な子もそうじゃない子もみんな最後には「ありがとうございました」「さようなら」をきちんと言う。
暑い朝、ラジオに耳を澄まし、子どもたちの色々な質問や反応を聞いてクスッと笑えるそんな時間だ。
「なぜ?」と思うことは「始まり」なんやなぁ。
大人になってもそれは変わらない。
これからも”飽くなき探求”続けます!!!
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