クラスで思うこと
クラスでは、インストラクションを出す立場なので参加者の方と同じようにアサナや呼吸法に集中はできません。
一緒にやりながら、ひとりひとりの様子を見る必要があるので自分が緩んでリラックスするわけにはいかない。
そして、インストラクションを出す立場として緊張感は常に伴います。
それでも、合掌から始まってみなさんがヨーガをしているのを見ていると、こちらも気持ちが落ち着いてきます。
自分で言うのもなんだけど「みんな、気持ちよさそうにヨーガしているなぁ」といつも思います。
それぞれが静かにアサナに取り組み、内側に生じてくるいろいろなことをただただ見ている。
静かにひっそりと”自分”を観察している場が心地よいのです。
生じてくるものには体感もあれば、思考もあるでしょう。
みんな、その日によって体と心のコンディションが違います。
頭の中のおしゃべりが止まない時もあるし、”心ここにあらず”でなかなか集中できない時もあります。
なんとなく”気が乗らない”時もあるでしょう。
でも、それでいいのです。なんの判断もせずに淡々と誘導されるがままにやっていくだけでいいのです。
初めての方も最初は緊張がありますが、クラスの内容はだいたい同じようなことの繰り返しなので、段々に慣れて集中力が出てきて自分自身のヨーガを実践されています。
みなさん、クラスが終わるころには顔つきがすっきりしています。
クラスをする度に、この仕事をしていて良かったなぁと思います。
そして、ヨーガを伝えられる立場にあることに感謝します。
ありがとう!!!
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